今回は文鳥シード食からペレット食に移行するには?その方法を紹介します。
我が家には2羽の文鳥がいます。1号は挿し餌から育てました。挿し餌終了時からペレットを練習していた為、自然と食べてくれるようになりました。
2号は生後2か月でお迎えしました。挿し餌は終了しており、お迎えするまでショップではシードを食べて過ごしていました。
ペレット食にすることで防げる病気もたくさんあるので、今回は文鳥シード食からペレット食に移行する方法を紹介します。
目次
文鳥シード食からペレット食に移行するには?
挿し餌から約1か月間シードと粟穂で過ごしていた2号ですが、我が家にきて1週間後にはペレット食に移行することが出来ていました。
獣医さんに教えてもらった方法とともに、具体的に紹介していきます。
文鳥シード食からペレット食に移行するには?粟穂に粉にしたペレットをまぶす。
こちらは獣医さんに教えてもらった方法です。
お迎えしたばかりの時、2号は我が家で粟穂しか食べませんでした。
正確には、ミックスシードやペレットをご飯だと認識していませんでした。
そのため、唯一食べる粟穂にすり鉢などで粉にしたペレットをまぶし、味を覚えてもらうというものでした。
粟穂を食べないという子はシードや、食べるご飯に同じようにするとよいそうです。
実際に試した結果、粟穂が好きというのもあり、特に嫌がりもせずすんなりと受け入れて食べてくれていました。
これを5日ほど続けました。
文鳥シード食からペレット食に移行するには?小さく砕いたペレットを見せてみる。
粟穂についたペレットの味に少しずつ慣れてきたら、今度は実際にペレットを見せてみます。
ご飯入れに食べやすいように小さく砕いたペレットを入れ、人の指でつつく様子を見せてあげます。興味を持ってもらう為です。
1号も2号もこの方法はかなり有効的で、興味を持って嘴でつついてくれていました。
嘴でつついてくれるようになったら、実際に食べてくれるようになるまで根気強く待ちます。大体はその場で一粒食べてくれるようになり、ご飯だと少しずつ認識していきますが、食べてくれない場合は無理強いせず、本人のペースに合わせてあげると良いでしょう。
ペレットを入れたご飯入れと、食べてくれるご飯の両方をケージに入れ、体重減少や栄養失調にはならないよう気を付けてあげてください。
放鳥時に重点的にペレットの練習をしてあげると鳥さんも楽しいと感じてくれるかもしれません。
文鳥シード食からペレット食に移行するには?注意点
文鳥シード食からペレット食に移行する方法注意点を紹介します。
ペレットに変えたばかりの時は体重が減少する場合があります。
ペレットは低カロリーなご飯なのと食べるのに慣れていないのとで一時的に体重が減少してしまうそうです。移行したばかりの時は、何グラム食べているのかと、体重測定を必ず行うようにしてください。体重が継続的に減っていたり、消化不良を起こしたりしている場合は迷わず獣医さんに相談してください。消化不良を起こしている場合の糞はつぶつぶが見える状態です。
よく観察するようにしてくださいね。
文鳥シード食からペレット食に移行するには?まとめ
文鳥シード食からペレット食に移行するには?その方法を紹介してきました。
文鳥をシード食からペレット食に移行するには、好きな食べ物に砕いたペレットをまぶしたり、小さく砕いたペレットを見せるなど工夫が必要です。
簡単ではありませんが、文鳥をシード食からペレット食に移行すると防げる病気がたくさんありますので、ぜひ頑張ってみてください。
すべての鳥さんが健康で長生きできますように願っています。参考になれば幸いです。