今回は我が家で毎日行っている、文鳥の体調チェックを紹介しようと思います。
それはズバリ、いち早く気付き、適切な治療を受けるためです。
我が家では迎えた日から毎日文鳥の体調チェックを行っています。迎える前に文鳥について勉強した際、「文鳥は体調不良を隠す。」と言うことを知ったからです。
元々自然界で暮らしている生き物なので当然ですね。体調不良を出してしまうと外敵に狙われてしまいます。
そのこともあり、我が家では毎日体調チェックを行っています。その甲斐あり、副鼻腔炎などの異常に気付くことができました。
では、具体的にどんなところを毎日観察するべきなのか。我が家で実際にチェックしていることを紹介します。
・体重→毎日測定しています。体重が大幅に減っていたり、増えていたりしていないかをチェックしています。
・糞の状態→糞の水分量(下痢をしていないか)、尿量、尿の色、糞の形状、色、数をチェックしています。内臓疾患に気付くことができます。
・嘴の状態→嘴の色、形(割れていないか、欠けていないか)、かみ合わせをチェックしています。栄養状態、内臓疾患に気付くことができます。
・羽の状態→羽が薄くなっているところはないかをチェックしています。羽が薄くなっているとストレスで毛引きをしている可能性や皮膚病の可能性に気付くことができます。
・脚の状態→脚の皮膚の状態、爪の状態をチェックしています。栄養不足になると、脚がカサカサになることがあるからです。爪は伸びていないか、折れていないかをチェックしています。
・目の状態→アイリングが腫れていないか、片目だけ開けにくそうにしていないかをチェックしています。片目だけ開けにくそうにしていると副鼻腔炎などの可能性に気付くことができます。
・鼻の状態→鼻の周りの毛が黄色く汚れていないかをチェックしています。鼻炎や副鼻腔炎などの可能性に気付くことができます。
・食事量→1日どれくらいの量のご飯を食べているかをチェックしています。食欲がない状態は体調不良の中でも一番怖い状態だと思っています。様々な重い病気の症状にありますので、1日のご飯の量を計って与え、食べている量を把握しています。
我が家ではこれらを毎日、触れ合いながらチェックしています。日々の体調をノートにまとめておくことで、病院に行ったときに獣医さんに説明しやすくなります。獣医さんも判断材料が増えますのでお勧めです。
言葉や態度で伝えることができないからこそ、小さな異変にはこちら側で気付き、適切な治療を受けさせてあげることが大切だと思っています。