我が家の生後9週齢になる文鳥の嘴が伸びて割れていることがありました。今回はその原因と獣医さんに教えてもらった対策について紹介しようと思います。
我が家の文鳥の場合と、その他原因になることを紹介します。
・我が家の文鳥の場合
くちばしが伸びて割れた原因はタンパク質不足だと獣医さんから言われました。ちょうどひな換羽の真っただ中での出来事だったので、換羽と重なり栄養がうまく全身にいきわたっていなかったのかもしれません。
我が家ではハリソンのハイポテンシーのペレットを主食にしています。このペレットは栄養豊富ですが、穀物中心のペレットなので、文鳥に必要な虫などのタンパク質が不足しがちになると言われました。
そこで獣医さんにお勧めしてもらったペレットがイースター社のペレットでした。現在与えているハリソンのペレットとイースターのペレット両方を与えるとバランスがとれるかもしれないとのことでした。
イースター リトルバードセレクションプロ フィンチ専用
こちらのペレットには虫の粉末が配合されており、文鳥に必要なたんぱく質を摂取することができます。粒は文鳥が食べやすそうな大きさで、ハリソンのペレットよりも少し硬い印象です。虫の粉末が配合されているため、文鳥の糞ににおいが付くようになると言われましたが、気になるようなにおいはしていません。我が家の文鳥はよく食べます。
ハリソン ハイポテンシー スーパーファイン
我が家で主食になっているペレットです。とてもよく食べます。もともとはシードで育てようと思っていたところ、栄養の面でシードから途中でペレット食に変えています。シードを食べた子はペレットに移りにくいと言われていましたが、このハリソンのペレットはスムーズに食べてくれました。獣医さんから、ハリソンのペレットを食べた子はほかのペレットを食べにくくなると言われるくらいには、美味しいようです。タンパク質以外の栄養はこのペレットだけで十分とも言われました。
実際に両方のペレットを与えてみたところ、くちばしの状態は目に見えて良くなりました。このまま続けていけばすぐに治りそうなところまで回復しています。
・くちばしが伸びたり割れたりするその他の原因
嘴が伸びる原因には内臓などの病気が隠れている可能性もあります。具体的には、肝疾患、細菌、真菌の感染、PBFDなどのウイルス感染、ストレス、複数羽で飼われている場合は喧嘩などの怪我の可能性も考えられます。
異常を感じたら病院へかかることをお勧めします。何もなければ良いですが、何かあってからでは遅い場合もあります。物言えぬ文鳥だからこそ日頃から観察して、症状などの異常を細かくメモしておくことをお勧めします。