我が家の文鳥を迎えて1週間、体調のこともあり初の健康診断へ行きました。文鳥の健康診断には、必要との声と必要ないとの声両方があります。まだ生後5週齢ということもあり、健康診断に連れて行くのはストレスになるかもと思いましたが、我が家では連れていく選択をしました。
連れて行った理由には迎えて3日目でくしゃみをしていることがあったというのもあります。
今回は文鳥の健康診断について紹介しようと思います。
文鳥の健康診断
我が家の場合、健康診断で行った検査は、糞便検査、そのう検査、触診です。他にも血液検査、遺伝子検査、レントゲン検査などが病院によって受けられますが、我が家では3項目のみ受けることにしました。まだ5週齢ということもあったので血液検査などの大きなストレスは避けたかったというのが理由にあります。受ける項目については各家庭で予算に合わせて選択されることをお勧めします。
健康診断で受けられる項目で知れること
・糞便検査→持参した糞を顕微鏡で見てもらいます。消化不良を起こしていないか、水分が多すぎていないか、下痢をしていないか、血は混じっていないかなどを見てもらいます。糞便の中の細菌、寄生虫、原虫の有無も知ることができます。
・そのう検査→口から綿棒を入れてそのう液を採取し、顕微鏡で見てもらいます。トリコモナス病、カンジダ病などの病原体が増殖していないかを知ることができます。
・触診→獣医さんが直接文鳥に触れ、肉付き、骨格などを調べます。爪切りも必要に応じて行ってもらいます。
・遺伝子検査→PBFDオウム類嘴羽病、BFDセキセイインコのひな病、クラミジア病の有無を知ることができます。遺伝子検査は受診した病院とは違う機関で検査を行う為、結果が分かるまで2週間ほどかかります。
PBFD→同居している鳥の羽毛や糞便を吸入すると感染してしまいます。羽毛異常、食滞、食欲不振、突然死などの症状が現れることが多いです。
BFD→同居している鳥の羽毛や糞便を吸入すると感染してしまいます。皮下出血、羽毛異常、突然死などの症状が現れることが多いです。
クラミジア病→オカメインコ、セキセイインコの感染率が高いです。膨羽、食欲不振、体重減少、くしゃみ、あくび、咳などの症状が現れることが多いです。
・血液検査→首の静脈をわずかに切るか、爪を少し深く切って血液を採取し検査します。肝臓、腎臓、高脂血症について知ることができます。
・レントゲン検査→レントゲン写真を撮って調べます。甲状腺、心臓、腎臓、肝臓、胃腸、精巣、卵管などの臓器の状態や腫瘍の有無や骨の状態を知ることができます。
病院への連れて行き方についてはこちらで紹介しています。
我が家の文鳥が患った副鼻腔炎についての記事はこちらです。症状や行った治療などを記載しています。