今回は我が家の文鳥が副鼻腔炎で通院していた際、どのように病院を選んだかと、通院の仕方を紹介しようと思います。電車で通院していたので車がない場合などの参考になれば幸いです。
副鼻腔炎の症状の記事と行った治療についての記事はこちらです。
病院の選び方
今回は実際に私が病院選びで失敗した体験も書こうと思います。
鳥を診れるか診れないかは、そのう検査をすることができるかどうかで見極めることができます。
行く前に電話やメールでの問い合わせすることをお勧めします。電話での問い合わせのほうが病院の獣医さんや看護師さんの雰囲気が分かるためお勧めです。
一度病院選びに失敗したこともあり、我が家の文鳥は副鼻腔炎が重症化してしまいました。
私が病院探しで行ったことはネットで検索し見つかった近所の病院に、文鳥を見ていただくことはできるかを問い合わせることでした。病院の回答は文鳥も診ることができるというものでした。そのう検査のことなどをこの時に質問をしていませんでした。
いざ病院へ連れて行き、気になる症状を伝えると、診察はケース越しから文鳥を診ることくらいでした。そのう検査はしていただけませんかと聞くと必要ないとだけ言われ、なんの治療もないままにその日は終わりました。後日そのう検査をすることができるのかを改めて問い合わせたところ、「できない」との回答でした。
このときに私は違和感と不信感を感じたので別の病院を探し、今の病院に出会いました。今の病院はとてもいい病院でエキゾチック専門獣医さんがいらっしゃいます。ただ、電車を使わないといけない場所で少し遠いですが今後はこの病院だけだなと思える病院です。
文鳥を病院へ連れていく方法
今回は電車で文鳥を病院に連れていく方法をご紹介します。
まず必要なものは、できるだけ新鮮な糞、症状や体重や食事などをまとめたメモ、保温のための湯たんぽや毛布、温湿度計、ケージやケースを入れるための大きめのカバンです。
・できるだけ新鮮な糞というのは、その日のうちに採取した糞のことです。糞便検査は高い確率でしてもらえますので、採取した糞をラップで包んで受付の時に渡すとスムーズです。
・症状などのメモというのは、飼い主さんが日頃から気になっている文鳥の仕草、症状、体重の変化、与えているペレットやシードなどを書いたもののことです。餌についてはメーカーまで聞かれることが多いのでメモしておくことをお勧めします。挿し餌の場合も同様です。
・保温のための湯たんぽや毛布については、文鳥は寒さに弱いので保温しながら移動する必要があります。カイロだと窒息の危険があるため、レンジで温めるタイプの湯たんぽ、毛布は保温と防音両方を兼ねて持っていくことをお勧めします。大きい毛布ではなく、ひざ掛けなどでも代用できます。我が家では毛布のひざ掛けを使っています。
・温湿度計は移動中にケース内などが熱くなりすぎていないかを知るためにあった方が安心です。
・大き目のカバンは、ケース、ゆたんぽ、毛布、が入る大き目のボストンバッグなどがあると安心です。我が家では大きいチャック付きのボストンバッグを使っています。空気穴用にチャックを少し開けて移動しています。
電車で連れていく場合は、上記の方法でケージとカバンに入れた状態だと特に何か言われることもありませんでした。電車内で鳴くこともありますが、周りの音であまり周りには聞こえていないようです。電車内でカバンからケージを取り出したり、文鳥から周りが見えるようにするのはやめておいた方がいいです。文鳥にとって家から出ることはストレスになりますので、更に追い打ちをかけてしまわないよう注意が必要です。
利用される電車によっては「手回り品切符」などが必要になります。事前に調べるか聞くかして利用してください。